ど田舎カメラ生活

2021年9月23日

秋分の日。秋分の日がなんのための休日か知らないが、なんとなく秋に関連した休日なんだと思う。

 

今日は寮で9時ごろに目を覚まし、12時頃から公宅へ。あんなに快適だった公宅にある自分のものは、半年間ほど育てていたガジュマル(剪定していないので一本だけ異様に伸びている枝?があるやつ)と倉庫のチャリンコだけとなり、快適とは思えない場所へ変わってしまった。1年半住んでいたけど、案外簡単に離れられるもの。その呆気なさに自分の感受性のなさをひしひしと感じる。15,000円を二人でだして買ったソファに座ってもなんだかしっくりこなくて、寮のニーチェアの座りやすさに気づく。

 

海辺のカフカは「上」の半分あたりまで、吉本ばななのキッチンは第1章まで読み終わった。そういえば、前に住んでいた札幌の北の果てにある旧実家の部屋には母の読んでいた本が沢山あった。日本文学全集とか江國香織の文庫本など。その中に「うたかた サンクチュアリ」があった。なぜ思い出したのかというと、キッチンの拍子裏の著者説明欄にその本の名前があったから。だからといってなんてこともないんだけど、母のルーツのような何かを知ったような気がして読んでみようか?と思っている。別にルーツを知りたいわけではないが。

 

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